みなさん、こんにちは。じゅんじです。
今回は、「パラドックス(逆説)」の意味と使い方についてご紹介します。

大学入試や現代文の授業・日常会話など、たくさんの場面で「パラドックス」や「逆説」という言葉がよく出てくるよね。

よく問題にも登場するけど、難しくてよく分からない。。
「パラドックス」や「逆説」は、理解が難しい言葉ですが、様々な文章によく登場する言葉なので、大学入試や現代文の試験で問題になることがとても多いです。したがって、試験で合格点を取るために、「パラドックス(逆説)」の意味と使い方を理解することが非常に重要です。
この記事では、たった3分で「パラドックス」や「逆説」の意味と使い方についてご紹介します。
それでは、さっそくご紹介していきます!
「パラドックス(逆説)」の意味
まず、「逆説」の英訳が「パラドックス」になるので、両者は同じ意味になります。
「パラドックス(逆説)」:一見すると真理に背いているように見えるが、実は一面の真理を言い表している表現
以上のような「辞書的な説明」だと理解が難しいので、例を挙げて説明します。
パラドックス(逆説)の例としてよく使われる表現に、「急がば回れ」という諺(ことわざ)があります。
これは、「急いでいるときほど、遠回りをしなさい」という表現になりますが、常識的に考えると、一見おかしな内容に見えますよね。
しかし、このことわざが伝えていることは「危険な近道を使うよりも、多少遠回りであっても安全で確実な道を選んだほうが、かえって早く目的地に到着できる可能性が高いから、急いでいるときほど、遠回りをしなさい」という内容です。
つまり、「パラドックス(逆説)」は、一見するとおかしな内容であっても、実は、ある真実を言い表している表現を指します。
したがって、「パラドックス(逆説)」が使われる表現を理解するためには、
- 常識的に考えると、おかしな内容だけど、
- ◯◯という理由や△△という場合があるから、
- 実は(かえって)成立する
という、3つの要素を理解することが重要です。
それでは、次のページで「パラドックス(逆説)」を使った例文を見てみましょう。
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