尊敬語・謙譲語・丁寧語の違いは?敬語の種類を理解しよう!

みなさん、こんにちは。

今回は、敬語の種類(尊敬語・謙譲語・丁寧語)の違いについて、ご紹介します。

サンくん
サンくん

敬語は、社会人としての基本中の基本だよね。

マナちゃん
マナちゃん

でも、尊敬語とか謙譲語とか、ややこしくて違いがよく分からないなあ。。。

敬語は、あらゆるマナーの基本です。社会的な信頼を得るために、敬語を正しく扱うことがとても大切です

この記事を読むことで、たった3分で敬語の種類を正しく理解することができます

それでは、さっそく紹介していきましょう!

敬語の種類は3種類

敬語は、以下の3種類に分けられます。

① 尊敬語:相手の動作を高める敬語

② 謙譲語:自分の動作をへりくだらせる敬語

③ 丁寧語:フランク・カジュアルな敬語

尊敬語は、相手の動作を高めることで、相手に対する敬意を表す言葉です。

謙譲語は、自分の動作を低めることで(相対的に相手を高くして)相手に対する敬意を表す言葉です。

「相対的」の意味に戸惑った方は、以下の記事を参考にしてください。

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次に、これらの使い分けについて見ていきましょう。

敬語の使い分け

相手の動作を高める敬語が尊敬語、自分の動作を低める敬語が謙譲語、フランク・カジュアルな敬語が丁寧語でした。

したがって、それぞれの敬語の違い・使い分けは以下のようになります。

尊敬語:主語が「相手」のときに使う

謙譲語:主語が「自分」のときに使う

丁寧語:何かを丁寧に言いたいときに使う

例えば、「社長が◯◯と言った」という文を敬語にする場合は、「言った」の主語が「社長」(=自分から見ると「相手」)であるため、尊敬語を用いて「社長が◯◯とおっしゃった」となります。

「私が◯◯と言った」という文を敬語にする場合は、「言った」の主語が「私」(=自分)であるため、謙譲語を用いて「私が◯◯と申し上げた」となります。

また、丁寧語の場合は、語尾に「です」「ます」をつければ良いので、「社長が◯◯と言いました」や「私が◯◯と言いました」となります。

具体的な敬語は覚えるしかない!

上の例文では、

  • 「言った」の尊敬語:「おっしゃった」
  • 「言った」の謙譲語:「申し上げた」
  • 「言った」の丁寧語:「言いました」

と、自然に言い換えましたが、それぞれの敬語は(基本的には)覚えるしかありません

多少のパターンはありますが、全てを覚えて使いこなすことはなかなか大変です。

しかし、ご安心ください。このサイトでは、就活やビジネスなど社会で役立つ敬語について、たった3分で分かりやすく理解できるような記事を、どんどんご紹介していきます!

ぜひ、このサイトを活用していただき、理解を深めていってくださいね!

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